環の中の花菖蒲

茶道雑誌5月号
「環の中の花菖蒲」
作者コメント:
「柔らかい花と潔い葉が美しい花菖蒲。
5月の風のようにすっきりとした
空気を感じさせる絵を作りたいと思いました。」

5月になりましたね。
今月の茶道雑誌は花菖蒲を描きました。
凛とした佇まいがとても美しいなと思います。
展覧会が難しいこの時期、
表紙絵として多くの方に絵をお届けできるというのは
有難い事だと、この幸運を噛み締めています。
さて、落ち着かない毎日が続いていますが
私はだんだんと1日をどう過ごすか
ルーティーンが出来てきて
やっと集中できるようになってきたように思います。
4月は世の中が一体どうなってしまうのかという
漠然とした不安を押しのけ
なんとか集中しようと焦っていたり、
ニュースに振り回されたり、ぼんやりしたり。
そんな時に同じ作家仲間とzoomで話をして、
ひと足先にコロナの影響をうけたNYの作家が
やはり集中できなかったが6週間すぎて落ち着いてきたと聞き、
自分だけじゃなかったと思えて安心しました。
こんな時、制作に集中できない弱い自分に
イライラしたりもしたのですが
正直になれて、思い改める事ができた。

4月はリラックスの為に庭にテーブルを出して簡単な野点したり

メダカたちが産卵期なので、水槽を掃除したり。
(その間の隔離でこの瓶に入ってもらっている。)
このスポンジと麻ヒモに産み付けてくれたらいいなと手作りしたり
気分転換をするために、リラックスをする為に
頑張っていた気がします。

昨日はフラワームーンという美しい月がでていました。
6月に予定している個展は
主にオンラインで開催という事になりました。
また詳細は告知したいと思います。