観に行けた

やっと京都国立博物館で開催されている琳派展に行ってきました。
思ったとおり、閉館頃の、4時頃は並ぶことなく入館できてそれだけで嬉しくなったりして。
中はたくさんの人で、いつも図録で見ている作品群が人とガラス越しとはいえ目の前に。
人が多いなんてどうでもよくなってガラス破って、もっと近くでみたいなぁ‥となりました。
古い絵は経年劣化で絵の具が剥がれたりしているのですが、そこが絵を描く人にとっては見所です。
下に何色が塗られていたか、下書きがどんな線かが見えたりして、面白い。
なにより全ての屏風が立てて展示されていて、素晴らしかった。
平面作品の立体化は昔の人にとって3Dみたいなものだったんだろうなと思います。
夫が宗達の「蔦の細道図屛風」を観ながら感嘆の声をあげ興奮していた時、近くにいたかなり年配の婦人がじっとこちらを見ていたので怒られるのかと思いきや、素晴らしく現代的ですねと話しかけられて一緒に感嘆していました。

見終わって外にでたらとっぷり日も暮れていて月。
見終わる頃にはヘトヘトになったと思ったけど、
逆にスタジオに戻ってからの仕上げの作業に、パワー炸裂しました。
私だって負けないよ。