小鹿田焼

大分県日田市にある 小鹿田焼(おんたやき)の里へ行ってきました。
一子相伝の小鹿田焼。
10軒の窯元が家族のみの作陶で
伝統技法を守り続けています。
ろくろが2つ置いてあり
父と息子が座って作り、
祖父は孫に譲ると70代でも裏方に回るそうです。
70代、普通の陶芸家であれば一番脂がのっている年代ですが、
いくつかの決まりとともに伝統として守られているそうです。

他には、機械を使わない、絵を描かない、窯元の名を入れないなどの
決まりがあります。
民藝として徹底されたストーリーがありますね。

里についた時から、
水力を利用した唐臼の音が
のどかに響き渡っていました。
土を粉砕しています。

乾燥中のお皿たち。
この日は良い天気でお皿も気持ちよさそう。
それから登り窯。

私は小鹿田焼きの中でも
飛びかんなの技法が好きなので
今回はそればかり買いました。

家に持ち帰るとますます良い。
使うほど愛着がわきそうです。