ピーターラビット

福岡県立美術館で開催中のピーターラビット展へ。
思っていたより小さい原画にとても驚きました。
原画は手のひらサイズのものばかりです。
この写真のピーターは
原画では親指くらいの大きさでしか描かれていないと思います。
正確にはわからないけど
25倍〜30倍くらいに拡大してあるんじゃないかな。
絵本といえば原画は大きめに描いて
小さく縮小印刷するものだと思っていました。
それが小さい約10cm四方程の画用紙に描かれていて、
(ハガキより小さい)なおかつ線に密度があるということに驚きです。
小さい画面の中でピーターラビットや
その他、猫やカエルやブタやキツネなど
動物たちが飛び跳ねるように
走り回っているのがとても可愛らしくて感動しました。
こんなに可愛いのに
ピーターラビットのお父さんは
ミートパイ(マクレガーさんにつかまって)という
迫力ある黒い設定に
作者の骨太さを感じます。

美術館のある須崎公園の木々には
巣箱がたくさん設置されていて
良いお天気でした。