マーシャとくま


ロシア民話の絵本

「マーシャとくま」が届きました。

児童文学を研究していた叔父が

マーシャとくまの人形劇の一場面を

スケッチしていました。

その飾られた絵をみて

ずっとお話が気になっていたところ

福音館書店から絵本が

出版されていることがわかり購入。

ある日

女の子が森で迷い

くまの住処に入り込んでしまった。

逃げたら食べてしまうぞと脅して

くまは女の子を喜んでこき使う。

女の子は考えて考えて

ある日パンを焼く。

自分のお家にパンを届けるよう

くまに運ばせて、つづらに隠れて

無事にお家まで帰るお話。

叔父がマーシャと熊の人形劇について

書いた短い文章に、

「まことに愛らしく、けなげなマーシャと

横暴でどこか間抜けな熊のかもしだす舞台が

唯々楽しくみました。

しかしペレストロイカ最中の今になってみると、

この芝居の中に自由を求める人の

念いがみえてきます。

民話は重層的な内容を持っているものです。」

とありました。

今の私がこのお話を読むと

現代の様々な問題とふとリンクするところもあります。

良い民話はどの時代にも

関係していくものだなと思いました。

ページ数は少ないけど

絵もお話も可愛い絵本です。


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