東山魁夷展

先日は30年ぶりの東山魁夷大回顧展へ。
素晴らしい展覧会でした。
本当の「あお」に出会うというキャッチフレーズ、だけど
東山魁夷の雪景色の白の美しさを再発見した展覧会。
白と一言ではいえない、
暖かく美しい色が何色も重ねられて描かれた
雪の風景。
実感のある草木の枝にこんもりと積もる雪。
霧たつ森の風景は
まるで自分がその空気に触れているよう。
九州生まれの私にとって
行ったことのない北の風景が
懐かしく眩しくそして暖かく感じられた。
唐招提寺の襖絵は現地で見たことがあるが
美術館で再現されていると
さらに間近で見ることができたように思う。
10月8日までの展覧会です。