10月茶道雑誌

『茶道雑誌』10月号 表紙絵
「環の中の柿と雀」
「実りの季節は、雀たちがお互いを呼び合って楽しげに、
こっちに、あっちに大忙し。
むくむくと膨らみ始めるのもこの頃からで、
羽毛で寒さをしのぐため…と言われていますが、 私には満腹な幸せの形に見えるのです。」
10月も半ばとなり
今月は更新がおそくなってしまいました。
鳥を描くことはそんなに多くないのですが
雀は今までたまに描くことがありました。
身近で愛らしいふくらすずめが好きです。
今は京都のGallery PARCで個展「光と海」を開催中です。
茶道雑誌に描かせて頂いている季節の題材と
元は水をモチーフにしているというところで
私としては同じ意識ですが
観る人によっては、全然違って見えると思います。
とにかく手のかかり足のかかり、
描いていくことが
私に必要なこと。
皆様には、個展やこの表紙絵や様々な形で
楽しんで頂けますと幸いです。